シクラメンの葉が枯れるのはなぜ?原因別のケア方法を解説!

シクラメンの葉が枯れるのはなぜ?原因別のケア方法を解説!

シクラメンの葉が枯れてしまうと、「もう復活はできるのか?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

その他にも葉が黄色くなる、茎がふにゃふにゃになる、葉がなくなったなど、さまざまな悩みの種がありますよね。

実は、これらのトラブルには共通する原因があります。

たとえば、置く場所が適していなかったり、日光に十分に当てない為しおれることもあります。

また、水切れサインを見逃したり、花が垂れ下がるなどの異変も見落とせません。

鉢植えが倒れた際は新聞紙を使った応急処置をしたり、葉に霧吹きをするなど、適切な対策でシクラメンを元気な状態に戻せる可能性もあります。

この記事では、シクラメンの葉が枯れる時の原因や対処法をわかりやすく紹介し、葉に霧吹きをするメリットと注意点、日光に当てないとしおれる理由などシクラメンを育てるうえで役立つ基礎知識も併せて解説していきます。

シクラメンの葉が枯れてしまい困っている方、上手に育てる方法を知りたい方はぜひ最後まで

この記事でわかること

  • シクラメンの葉が枯れる様々な原因

  • 葉が枯れたときの対処法

  • 枯れるのは病気か自然現象かの判断方法

  • シクラメンの適切な育て方や管理方法

シクラメンの葉が枯れる原因と対策

  • シクラメンの葉が黄色くなる理由とは
  • 茎がふにゃふにゃになる原因と改善策
  • 葉がなくなった場合にやるべきこと
  • 冬場に置く場所の選び方
  • 倒れたら新聞紙で対処できる?
  • シクラメンの水切れサインを見極める

シクラメンの葉が黄色くなる理由とは

シクラメンの葉が黄色くなる理由とは

シクラメンの葉が黄色くなる原因はいくつか考えられます。
特に、水やりの頻度、環境の変化、病害虫の影響などが関係していることが多いです。
葉が黄色くなり始めた場合は、どの要因が関係しているのかを見極めることが重要です。

1.水やりの問題
シクラメンは過湿を嫌う植物のため、土が常に湿った状態だと根腐れを起こしやすくなります。
根がダメージを受けると、養分や水分を十分に吸収できなくなり、その結果として葉が黄色くなります。

一方で、水不足でも葉は黄色くなることがあります。
水切れが続くと、根が乾燥し、葉に十分な水分が行き渡らなくなり、黄色くなってしまうのです。

2.日光の問題
シクラメンは直射日光を嫌うため、強い日差しに当たり続けると葉焼けを起こし、黄色く変色してしまうことがあります。
特に、夏場に屋外で管理している場合や、窓際の強い日差しを浴びている場合は注意が必要です。
反対に、日光が不足していると、光合成が十分に行われず、葉の健康状態が悪化して黄変することもあります。

3.肥料の過不足
シクラメンは適度な栄養を必要とする植物ですが、肥料を与えすぎると根に負担がかかり、逆に吸収が悪くなることがあります。
特に、窒素分が多すぎると葉のバランスが崩れ、黄色くなる原因になります。
逆に、肥料が不足すると栄養が行き渡らず、古い葉から黄色くなってしまうことがあります。

4.病害虫の影響
例えば、ハダニやアブラムシなどの害虫がつくと、葉の栄養が奪われ、徐々に黄色く変色していきます。
特に、乾燥した環境ではハダニが発生しやすく、葉の裏側をよく観察すると小さな虫がついていることがあります。
病気としては、灰色かび病やウイルス病が考えられ、これらが原因で葉が黄色くなる場合もあります。

シクラメンの葉が黄色くなったときは、まず水やりの頻度を見直し、適切な環境で管理することが大切です。
また、害虫や病気の兆候がないかもチェックし、必要に応じて対策を講じるようにしましょう。

茎がふにゃふにゃになる原因と改善策

茎がふにゃふにゃになる原因と改善策
写真AC

1.水のやりすぎ
シクラメンは湿気を好みませんが、鉢土が常に湿った状態が続くと、根が酸素不足になり、腐敗しやすくなります。
根が弱ると水分や養分を十分に吸収できず、結果として茎がふにゃふにゃになってしまうのです。
特に冬場は、成長が緩やかになるため、水を吸う力も弱くなり、過剰な水分が土に残りやすくなります。
そのため、水やりは土の表面が乾いてから行うことが大切です。

2.水不足
シクラメンは乾燥に強い植物ではありますが、完全に水が切れると、葉や茎がしおれてしまいます。
水不足によるダメージを防ぐためには、適切なタイミングで水を与えることが重要です。
鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりと与え、余分な水はしっかりと排水しましょう。

3.寒さの影響
シクラメンは寒さに弱く、特に霜に当たると茎が急激に弱ってしまいます。
寒い場所に置かれた場合、低温ストレスによって茎が水っぽくなり、しおれてしまうことがあります。
これを防ぐためには、最低気温が5℃以下にならないように管理し、室内の暖かい場所に移動させることが有効です。
ただし、暖房の風が直接当たると乾燥が進み、逆効果になることもあるため注意が必要です。

4.病気の可能性
特に、細菌やカビによる病気に感染すると、茎が柔らかくなりやすくなります。
例えば、軟腐病は茎が黒く変色し、異臭を伴うことがあります。
この場合、病変部分を早めに取り除き、殺菌剤を使用することで被害を最小限に抑えることができます。

茎がふにゃふにゃになってしまった場合は、まず水やりの管理を見直し、過湿や乾燥にならないよう注意しましょう。
また、寒さや病気の影響を受けていないかも確認し、適切な環境で育てることが大切です。
早めの対処を行えば、シクラメンの健康を維持し、美しい花を楽しむことができるでしょう。

葉がなくなった場合にやるべきこと

葉がなくなった場合にやるべきこと

シクラメンの葉がすべてなくなってしまうと、「もう枯れてしまったのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし、シクラメンは適切に管理すれば再び葉を出し、元気を取り戻すことができる植物です。
ここでは、葉がなくなった場合に行うべき対処法を紹介します。

1.シクラメンの球根の状態を確認
葉がなくなったからといって完全に枯れているわけではなく、球根が健康であれば復活の可能性があります。
球根がしっかりしており、ぶよぶよと柔らかくなっていなければ、再生する力が残っています。
ただし、球根が黒ずんでいたり、押すとへこむような状態になっている場合は、根腐れが進行している可能性が高いため、回復は難しいかもしれません。

2.水やりの頻度を調整する
葉がない状態では蒸発する水分が少なくなるため、通常よりも控えめに水を与えます。
特に、休眠期に入っている場合はほとんど水を必要としないため、無理に水を与えるとかえって球根が腐る原因になります。
土の表面が完全に乾いてから、軽く湿らせる程度の水を与えるようにしましょう。

3.適切な環境を整える
シクラメンは風通しがよく、直射日光が当たらない明るい場所を好みます。
冬場は寒さに強い品種もありますが、暖房の風が直接当たると乾燥してしまうため注意が必要です。
一方、夏場に葉がなくなる場合は、休眠期に入っている可能性があるため、涼しい場所に置いて管理しましょう。

4.肥料の与え方を見直す
葉がない時期は肥料を与えても吸収されにくいため、基本的には不要です。
ただし、新しい葉が出始めたら、少量の液体肥料を薄めて与えると成長を促進できます。
球根に負担をかけないよう、規定の濃度よりもさらに薄めた肥料を使うのがポイントです。

葉がなくなったシクラメンは一見すると枯れたように見えますが、適切に管理すれば再び元気を取り戻すことができます。
球根の状態を確認し、水やりや環境を調整することで、新しい葉が出るのを待ちましょう。

冬場に置く場所の選び方

冬場に置く場所の選び方

1.直射日光を避けながらも、適度に明るい場所に置く
日光が不足すると花付きが悪くなったり、葉が黄色くなったりする原因になるため、できるだけ窓辺の明るい場所に置きましょう。
ただし、窓からの冷気が直接当たると寒さで弱ってしまうことがあるため、カーテンや障害物で冷気を和らげる工夫が必要です。

2.室温の管理が徹底された場所に置く
シクラメンは5℃以上の環境を好み、特に10~15℃程度が最適な温度とされています。
暖房の効いた部屋に置く場合は、暖房の風が直接当たらないようにし、過度な乾燥を防ぐために加湿器を併用するのも効果的です。
逆に、玄関や廊下など寒すぎる場所に置くと、生育が鈍くなり、花が咲きにくくなることがあります。

3.風通しのよい場所を選ぶ
シクラメンは湿気がこもると病気にかかりやすくなるため、空気の流れを意識して配置しましょう。
ただし、冷たい外気が直接当たると葉や花が傷む原因になるため、エアコンや窓の近くに置く場合は注意が必要です。

4.夜間の冷え込みに気をつける
特に寒冷地では夜間に気温が大きく下がるため、夜は暖かい場所に移動させるのがベストです。
温度が極端に低い場所に放置すると、茎がふにゃふにゃになったり、葉が傷んだりする可能性があります。

冬場のシクラメンの管理では、明るさ・温度・風通しを意識して適切な環境を整えることが大切です。
適切な場所に置くことで、花の寿命を延ばし、元気な状態を保つことができるでしょう。

倒れたら新聞紙で対処できる?

倒れたら新聞紙で対処できる?

1.倒れたシクラメンの状態を確認する
根がむき出しになっている場合は、すぐに鉢に戻し、土を整えて根を安定させます。
このとき、強く押し込むのではなく、軽く土を寄せて固定する程度にするのがポイントです。
根を強く押し込むと傷がつき、成長を妨げる原因になるため注意が必要です。

2.新聞紙を使って鉢を安定させる
倒れやすい鉢の場合、鉢の周囲に新聞紙を丸めて敷き詰めることで、転倒を防ぐことができます。
特に、軽量なプラスチック鉢や小さな鉢はバランスを崩しやすいため、新聞紙を使って支えを作ることで安定感を増すことができます。

また、倒れた衝撃で葉や茎が折れてしまった場合は、無理に元に戻そうとせず、折れた部分を清潔なハサミでカットしましょう。
傷口がそのままだと、そこから病気が広がる可能性があるため、切り口を整えることが大切です。

さらに、倒れた原因を考えることも重要です。
風が強い場所に置いていた場合は、より安定した場所に移動させるか、鉢を重めの鉢カバーに入れることで対策ができます。
また、根詰まりによって倒れやすくなっている場合は、一回り大きな鉢に植え替えるのも良い方法です。

シクラメンが倒れてしまったときは、新聞紙を使って安定させることで応急処置ができますが、根本的な原因を取り除くことが大切です。
環境を整えて、倒れにくい状態にすることで、シクラメンの健康を維持し、美しい花を長く楽しむことができるでしょう。

シクラメンの水切れサインを見極める

シクラメンの水切れサインを見極める

1.初期サイン「葉や花がしおれる」
健康なシクラメンの葉はしっかりと張りがあり、上向きに広がっています。
しかし、水分が不足すると葉が下を向いたり、しおれたりすることがあります。
特に花がしおれたり、茎がぐったりとしている場合は、すぐに水を与える必要があります。

2.土の乾燥
シクラメンの鉢植えの土が完全に乾燥している場合、水切れを起こしている可能性が高いです。
指で土を触ってみて、表面だけでなく少し掘った部分もカラカラに乾いている場合は、水を与えましょう。
ただし、土の表面が乾いていても、内部が湿っていることがあるため、過剰に水を与えるのは避けるべきです。

3.鉢を持った時に軽い
シクラメンの鉢は、水分を多く含んでいるときと、水切れを起こしているときで重さが変わります。
普段の重さを把握しておくと、持ち上げたときに軽く感じる場合は水切れのサインと判断できます。

水切れを起こした場合は、すぐに適切な方法で水を与えましょう。
乾燥がひどい場合は、鉢ごと水を張ったバケツに浸けて、底穴から十分に水を吸収させる方法が効果的です。
ただし、長時間浸けすぎると根腐れの原因になるため、5~10分ほどを目安にしてください。

シクラメンの水切れを防ぐためには、定期的に植物の様子を観察し、葉や土の状態をチェックすることが大切です。
適切な水やりを行い、元気な状態を維持しましょう。

シクラメンの葉が枯れても復活できる?

  • 葉に霧吹きをするメリットと注意点
  • 花が垂れ下がるときの対処法
  • 日光に当てないとしおれる理由
  • シクラメンは復活できるのか?ポイント解説
  • 正しい管理でシクラメンを長く楽しもう

葉に霧吹きをするメリットと注意点

葉に霧吹きをするメリットと注意点

シクラメンの葉に霧吹きをすることには、さまざまなメリットがあります。
しかし、間違った方法で行うと逆効果になることもあるため、正しいやり方と注意点を理解しておくことが大切です。

霧吹きをする最大のメリットは、「乾燥対策」です。
特に冬場は室内の空気が乾燥しやすく、シクラメンの葉も水分を失いやすくなります。
葉に適度な水分を与えることで、しおれを防ぎ、健康な状態を保ちやすくなります。
また、葉が適度に湿ることで、ハダニなどの害虫の発生を抑える効果も期待できます。
ハダニは乾燥を好むため、定期的な霧吹きによって繁殖を防ぐことができるのです。

さらに、葉の表面についたホコリを取り除くことも霧吹きのメリットの一つです。
ホコリが葉にたまると光合成の効率が下がるため、霧吹きで軽く湿らせた後、やわらかい布やティッシュで優しく拭き取ることで、より健康的に育てることができます。

しかし、霧吹きを行う際にはいくつかの注意点があります。

まず、「花や球根に直接水をかけない」ことが重要です。
シクラメンの花や球根部分に水がかかると、腐りやすくなるため、葉のみに霧吹きをするようにしましょう。
特に、中心部の球根が湿った状態が続くとカビが発生し、根腐れを引き起こすことがあるため注意が必要です。

シクラメンの根腐れ関しては下記の「シクラメン根腐れ復活のコツと対処法を徹底解説!」の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

また、霧吹きを行うタイミングにも気をつけましょう。
朝や日中に行うのが理想で、夜に霧吹きをすると、葉が湿ったまま気温が下がり、病気の原因になることがあります。
特に冬場は、気温が下がる夜間に霧吹きを行うと葉が冷えて傷む可能性があるため、日中の暖かい時間帯に行うのがおすすめです。

適切な霧吹きを行うことで、シクラメンの葉を健康に保ち、美しい状態を維持できます。
乾燥を防ぐために定期的に行いながらも、花や球根には水がかからないように注意し、適切な管理を心がけましょう。

花が垂れ下がるときの原因と対処法

花が垂れ下がるときの原因と対処法

1.水不足
シクラメンは水切れを起こすと、葉や花がしおれやすくなります。
特に、花茎がぐったりしている場合は、土の乾燥が進んでいる可能性が高いです。
この場合は、鉢の底からしっかりと水が染み出るまで、十分に水を与えましょう。
ただし、一度に大量の水を与えすぎると根腐れの原因になるため、鉢の重さや土の状態を確認しながら調整することが大切です。

2.気温の変化
シクラメンは寒さには比較的強いですが、急激な温度変化には弱い植物です。
特に、暖房の風が直接当たる場所に置いていると、乾燥によって花がしおれることがあります。
一方で、窓際などの寒すぎる場所に置いている場合も、低温ストレスによって花が垂れ下がることがあります。
環境を見直し、適切な温度(10~15℃程度)を保つことが重要です。

3.栄養不足
シクラメンは開花時期に多くのエネルギーを消費するため、肥料が不足すると花が元気をなくしてしまいます。
花が垂れ下がっているときは、適量の液体肥料を週に1回程度与えると、回復を助けることができます。
ただし、肥料を与えすぎると逆効果になるため、必ず薄めたものを使用し、規定量を守ることが大切です。

花が垂れ下がった場合は、まず水切れや環境の変化をチェックし、必要に応じて水やりや温度管理を調整しましょう。
栄養補給を適切に行うことで、シクラメンの花を長く楽しむことができます。

日光に当てないとしおれる理由

日光に当てないとしおれる理由

シクラメンは日光を適度に必要とする植物であり、十分な光を浴びることで健康的に成長します。
しかし、日光が不足すると、葉や花がしおれる原因となります。
なぜシクラメンは日光が必要なのか、その理由を詳しく解説します。

1.光合成の機能が低下するから
植物は光合成を行うことでエネルギーを作り出し、成長や開花に必要な栄養を生み出します。
しかし、十分な日光が当たらないと光合成がうまく機能せず、植物全体のエネルギーが不足します。
その結果、葉や花がしおれやすくなり、最悪の場合、枯れてしまうこともあります。

2.水分の吸収能力が低下するから
シクラメンは根から水を吸い上げ、それを葉や花へ供給することで生命活動を維持しています。
しかし、光合成が活発に行われないと、水分の循環が滞り、植物全体が元気を失ってしまいます。
そのため、日光が不足すると、まるで水切れを起こしたかのようにしおれてしまうことがあります。

ただし、直射日光が強すぎる環境では、葉焼けを起こしてしまうこともあります。
シクラメンは適度な日光が必要ですが、真夏の強い日差しや直射日光の当たりすぎは逆効果です。
理想的な環境は「明るい日陰」や「カーテン越しのやわらかい光」が当たる場所です。
特に冬場は、窓辺などで日光を確保しながら、寒さの影響を受けすぎないように調整することが大切です。

シクラメンを健康的に育てるためには、適度な日光を確保することが不可欠です。
日陰に置きっぱなしにせず、定期的に日光を浴びせるようにしましょう。
特に冬場の室内管理では、光の当たる時間帯や場所を工夫しながら、バランスの取れた環境を作ることが大切です。

シクラメンは復活できるのか?ポイントを復習

シクラメンは復活できるのか?ポイントを復習
写真AC

シクラメンの葉や花がしおれたり、枯れかけてしまったとき、「もう復活できないのでは?」と不安になることがあるかもしれません。
しかし、適切な対処をすれば、シクラメンは十分に回復する可能性があります。
ここでは、シクラメンを復活させるための重要なポイントを再度復習しましょう。

1.水切れを起こしている場合は、早めに適切な水やりを行う
シクラメンの土が完全に乾いてしまっている場合、通常の水やりではうまく水が吸収されないことがあります。
そのようなときは、鉢ごとバケツなどの水に浸けて、底穴から十分に吸水させる方法が効果的です。ただし、長時間水に浸けすぎると根腐れの原因になるため、5~10分程度を目安にしましょう。

2.環境の見直し
シクラメンは寒すぎる場所や、暖房の風が直接当たる場所では元気を失いやすくなります。
特に、冬場に室内で管理している場合、適度な温度(10~15℃程度)を保ち、乾燥しすぎないように注意しましょう。
また、日光不足もシクラメンの弱りの原因となるため、明るい窓辺などに移動させることで回復しやすくなります。

3.枯れた葉や花をこまめに取り除く
枯れた葉や花が残っていると、病気の原因になったり、余計なエネルギーを消費してしまうことがあります。
茎ごと軽くねじるようにして取り除くことで、新しい葉や花が成長しやすくなります。

シクラメンは、一見枯れたように見えても、適切なケアを行うことで復活することが多い植物です。
水やり、環境の見直し、不要な葉の除去などを意識しながら、根気よく世話を続けてみましょう。

シクラメンの葉が枯れる原因と対処法の総まとめ

この記事のポイントは下記の通りです。

ポイント

  • 葉が黄色くなるのは日照不足や根腐れのサイン

  • 茎がふにゃふにゃになるのは過湿や根のダメージが原因

  • 葉がなくなった場合は球根の健康状態を確認する必要がある

  • 冬場に暖房の風が直接当たる場所は避けるべき

  • 枯れる原因には水の与えすぎと不足の両方がある

  • 日光に当てないとしおれるため、明るい場所で管理する

  • 倒れた場合は新聞紙で保湿しながら回復を待つ

  • 花が垂れ下がるのは水切れや温度変化が影響している

  • 水切れサインを見逃さず土の乾き具合をチェックする

  • 葉に霧吹きをして乾燥を防ぐと元気を保ちやすい

  • 根が腐っていると復活は難しいため鉢から抜いて確認する

  • 風通しが悪いと病気になりやすく枯れやすくなる

  • 受け皿に水を溜めっぱなしにすると根腐れを引き起こす

  • 気温が5℃以下になる場所では凍傷のリスクがある

  • 花や葉の異変は早期発見・対処が復活のカギとなる

 

-